抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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立体樹枝雪結晶の研究の1つとして,低温室で単結晶を作り,C軸を氷板に垂直になるように切った。過冷却微水滴を種々の室温で氷板面に付着させた。さらに,これらの凍着微水滴から-15°Cの気温下で立体樹枝を成長させ,立体樹枝と基底の氷板間の角度をユニバーサル・ステージで測定した。測定の結果,-20°Cと-28°Cでは80°付近に最大が見られたが,-10°Cではこの最大が消えて,40~50°に最大が現れた。この結果は雪結晶の基底面と立体樹枝との間の角度が,氷結晶の格子のミスフィットの度合だけでなくて,微水滴の凍着温度の影響をも受けていることを示している;写図4参7