抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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4・5-ベンゾチオインドキシル(Snp)または9-クロルー(6′・7′)-ベンゾチオインドキシル(Sclnp)とイサチン(I)および誘導体(5-Br-,5・7-Br
2-,5-NO
2-5-Me-イサチン,チオイサチン)とを,順次あるいは同時に繊維上に吸着させ両者を縮合発色させて濃厚,堅ろうに染色した,SnpとIとの組み合せではSnp-I型(全色素量の70~95%)とSnp-Snp型のインジゴを生成する.染色を一定にすると再現性に富む染色を得る.SclnpとIとの組み合せではSclnp-Sclnp型が有機溶媒に難溶なため,Sclnp-I型インジゴのみの染着量を測定した.染着量測定は溶媒で最も容易に色素を抽出できるサランスフを用いた.成分の添加順位より染浴のpH紀よる色相の変化が著しく,縮合色素の合成が強酸性あるいは強アルカリ性で行なわ型る.ボンネルPおよびモスリンは再現性のある濃厚,堅ろう染色がなされる.テリレンおよびファーロンはジフェニルなどのキャリヤー使用により,より濃厚,堅ろうに染色された.イサチン類の置換基の影響が色相に認められた.