抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米め官能検査と理化学的測定値について,分散分析と,回帰,相関解析を行ない,食味評価に有効な指標を検討,した.試料は,1960,1961年産のトワダ,農林17号,コシヒカリ,越路早生,ホウネンワセである.官能検査は東京,大阪24名ずつで,外観香り,硬さ,粘りおよび総合評価について行なった結果,品種間の差は硬さを除いて有意であり,産地間の差は粘りにあった.理化学的測定値の相関係数および回帰係数と重相関係数を検討すると,食味め評価に有効なのは,加熱吸水率,膨張容積,アミログラムの糊化温度,ブレークダウン,米飯の粘性および弾性の6特性で,これと総合評価との重相関係数r
1=0.88(′60年),r
2=0.83(′61年)であり,総合評価に対する寄与率はそれぞれ77.4%,68.9%であった:参6