抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ラジオアイソトープはオンラインの連続分析器やプロセスコントロールの分野で広く用いられるようになった。そこでこれらの利用例を写真や図によって解説したものである。プロセスコントロールの最初の応用例は厚さ計で,次に1951年にMohawk Rubber Companyでゴム輪工程で応用された。続いて一次線の後秀散乱やけい光X線によるコーティング膜の制御も行われた。タバコ工業における制御も利用の1っだ。1分当り10
4本の密度測定も行われるようになった。次にパイプやビン中の内容物の検定にも応用され,1分間に1200~4000本の検定が行われている。その他の分野で(1)媒体との相互作用,(2)幾何学的測定,(3)放射性ガスの浸透,などを利用した例を解説。(1)の分野ではMarshall航空宇宙センターでの液体水素用高速応答性の密度計,アポロ/サターン203用の液体水素質量計,航空機翼の腐食検出器,高度計などを解説。(2)では,ヘリコプター隊形保持系,航空機分離センサーなどがある。(3)では
85Krなどを用いて,浸透性と吸着性を利用して物質内に入れ,オートラジオグラフィーによって物質内の欠陥や気孔度,表面積などを測定する方法である(西村邦夫)