抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フェニルα-マルトシド(I)の末端C-4構造がタカアミラーゼA(TAA)酵素作用に与える影響を知るためにC-4位を修飾した化合物を合成し酵素水解を調べた.基質はI,フェニル4′-デオキシマルトシド(II),フェニル4-O-α-(D-ガラクトピラノシル)-α-D-グルコピラノシド(III),フェニル4′-O-メチル-α-マルトシド(IV),フェニル4′-O-t-ブチル-α-マルトシド(V),フェニル4-O-α-(4-クロル-4-デオキシ-D-ガラクトピラノシル)-α-D-グルコピラノシド(VI)である.TAAはVIには弱いが他の基質に活性であった.IIはIと同程度に,IIIは少し水解されC-4水酸基は酵素作用に特別役割らないが配位の反転は作用を妨げることを示した.IV,Vに対する結果はTAAの活性部位の許容量が立体的に大きいことを示す:参17