抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エピクロルヒドリンと脂肪族第二アミンとの反応でN-(γ-クロルーβ-オキシプロピル)アミノ化合物(I)を単離し得た.Iを長く放置するか,または,その水溶液を加熱すると4級アンモニウム化合物に変る.エピクロルヒドリンと脂肪族第一アミンとの反応ではIおよび4級アンモニウム化合物の単離に失敗した.脂肪族アミンとグリシドールスルホン酸エステルとの反応ではIは単離できなかつた直接4級アンモニウム化合物となるためと思われる.ただし,ピペラジンとグリシドールーP-トルエンスルホン酸との反応ではN,N′-ビス[γ-(p-トルエンスルホニルオキシ)-β-オキシプロピル)ピペラジンのエステルかい型の付加物をへてN,N′-ビス[β-オキシプロピレン(α,γ)]ピペラジニウムビス-p-トルエンスルホン酸塩となる.