文献
J-GLOBAL ID:201602015583998122   整理番号:66A0283508

たんぱく質および核参生合成の阻害と促進 I 芳香族アミノ酸のエールリッヒ腹水がん細胞たんぱく質へのとりこみにおよぼす数種のフェニルアラニン類似体の効果

Inhibition and stimulation of the biosynthesis of protein and nucleic acid. I. Effect of some phenylalanine analogs on the aromatic amino acid incorporation into proteins of Ehrlich mouse ascites tumor cells in vitro
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号: 10  ページ: 1193-1199  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
異常動物細胞であるがん細胞のたんぱく質生合成に対して芳香族アミノ酸の類似体がしめす効果をマウスのエールリッヒ腹水がん細胞について実験し,つぎのような結果を得た。(1)エールリッヒ腹水がん細胞たんぱく質へのアミノ酸とりこみのin vitro実験の基礎的条件を設定した。(2)実験に供した6種の芳香族アミノ酸類似体のうち,パラニトロフェニルアラニン(PNP)とパラフルオロフェニルアラニン(PFP)が対応する正常アミノ酸のフェニルアラニン(Phe),チロシン(Tyr)のたんぱく質へのとりこみを阻害した。(3)PFPは完全な細胞についてもこわした細胞についても同程度の阻害をしめし,さらに正常細胞である肝細胞についても同様の阻害をあらわした。これに対してPNPは細胞をこわすとほとんど阻害がみられなくなり,肝細胞ではむしろPhe,Tyrのとりこみを促進し,がん細胞での特異的な作用が注目された。(4)この2類似体の作用機構とその相違について考察した;図5 参16
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る