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J-GLOBAL ID：201602015659746012   整理番号：66A0313370

固相拡散によるFe-Al合金層の生成

著者 (3件)： 柴田皓二 (秋田大曲工業高校) ,  諸住正太郎 (秋田大曲工業高校) ,  幸田成康 (秋田大曲工業高校)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 30  号： 4  ページ： 382  発行年： 1966年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 筆者らはさきにAl被覆鋼製造時における融体Alと固体Feの反応による合金層生成について研究を行なったが,今回はそれと関連して固体Alと固体Feの拡散反応による合金層の生成について実験し,高温におけるAl被覆鋼,原子炉中の燃料と被覆材との反応などの基礎的知識を得ようとした.FeとAlの拡散対は,真空中で605°~655°C間で96hrまで拡散処理を行ない,その接合面における合金層生成について検鏡,硬さおよび層の厚さの測定,さらにX線マイクロアナライザー分析を行ない,この拡散対で生成される合金層の大部分はFe₂Al₅であること,FeとAl地中への相手元素の拡散はきわめて小さいこと,層の成長における活性化エネルギーは54kcal/molであることを知るとともに合金層の生成および成長過程に対して若干の考察を試みた.

タイトルに関連する用語 (1件)： 固相拡散