抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Mound研究所ではボロニウム.プルトニウム,トリチウムおよび全α放射能を測定対象として環境放射能汚染調査を行なっている。放射性廃液は処理後川に放流されているので,排水溝および河川(下流5mileまで)について数点毎週水を採取し,Po,Pu,
3Hの分析測定を行なったが,いずれもそのレベルは許容濃度以下であった。空気中の放射能調査には,ろ紙式集じん器を自動車につみこみ,風上と風下とにわけ研究所から20mileの範囲内90地点で移動採取を行ない,Pu,Po,全α放射能の測定を行なった。空気中のα放射能濃度は非常に低い値を示し,これらα放射性物質が全部Poとしても許容度の0.014%,また全部プルトニウムとしても許容濃度以下であった。また煙突から出るPo,Puの測定も行なったが,それら核種による大気汚染は認められなかった。以上からマウンド研究所では平常運転時においては環境放射能の汚染は無いことがわかった;図3表3