抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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上記2種の鉱物はともにMg
6Fe
2(OH)
16(CO
3)・4H
2Oの近似式で表わされ,基本構造は同じであるが,層格子の積み重り方が異なっている。また,天然に産出するものや,合成されたものの中にも,類似の構造をもつものが多数存在し,それらは2価のイオンとしてMg
2+,Fe
2+,Co
2+,Ni
2+,3価のイオンとしてAl
3+,Fe
3+,Co
3+,Ni
3+を含有する鉱物群を形成している。構造的にも多数の研究が行なわれている。単結晶X線回析により,sjogreniteについては,六方晶系,a=3.13,c=15.56Å,空間群P6
3/mmc,Z=1/4,pyroauriteについては,りょう面体晶系,a
H=3.13,c
H=23.49Å,空間群はR〓m,もしくはR3m,Z=3/8で,ともに八面体の位置にMgとFeの入る水滑石構造をもつことを明らかにした;写図4表3参15