抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1964年9月ジュネ-ブにおける第3回国連原子力平和利用国際会議発表論文。原子炉や原子力工場における危険防止・安全対策および危険性の評価については従来よく研究が行われているがここではとくに原子力化学施設についての問題をとりあげた。この指針には,原子力化学工場施設における危険評価のために必要とされ,また工場において安全対策の立案を行なう際に是非考慮をはらわなければならぬ知見を示し,その問題点について論じたものである。安全性という見地からは原子炉の特性とはまた異った化学原子力施設のいろいろな特色について特別な考慮をはらったが,それには次のような点が含まれる。すなわち,原科物質の高い比放射能,可燃性あるいは爆発性のある物質の使用,施設内で用いられる操作の種類が多いことなどがある。これらの評価から得られる結論は.事故による死傷者の数や程度,事故後の特定区域のしゃ断などの措置の必要性,周辺の農工業生産活動にあたえる損害.周辺の管理区域の設定の必要性などについての判断および評価を含んでいる;参10(富永 健)