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J-GLOBAL ID：201602015826315746   整理番号：74A0364812

恵山火山の地負と岩石

著者 (1件)： 安藤重幸 (北海道大・理)
資料名： 岩石鉱物鉱床学会誌  (Journal of the Japanese Association of Mineralogists, Petrologists and Economic Geologists)
巻： 69  号： 8  ページ： 302-312  発行年： 1974年 
JST資料番号： F0509A  ISSN： 0021-4825  CODEN： GKKGA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 恵山火山初期から中期の噴出物は.すへて普通輝石紫そ輝石安山岩質の溶岩と火砕岩類てあり,末期噴出物は,大型の石英はん晶を特徴的に含む石英普通輝石紫そ輝石安山岩て,希に角せん石とその仮像を含んている,これらはすへて白基に紫そ輝石をともなうカルクアルカリ岩系の火山岩てある。特徴的な石英はん晶は,水蒸気圧の高い状態(おそらく数kb,1000~1100°C,H₂O1~2%)て,大型斜長百.紫そ輝行・普通輝石・角せん石とともに晶出したと考えられる。その後,マグマの上昇とともに;土力か減少する過程て,この石英は融解され,同時に角せん石か分解したと推定される;写図8表4参22

引用文献 (22件)：

• 秋葉力 (1958),北海道西南部における鉱床区,新生代の研究, No. 27, 22-31.
• 安藤重幸 (1971),北海道第四紀火山噴出物中の微量元素,その1:西南北海道の第四紀火山噴出物について,岩鉱, 66, 213-227.
• 藤原哲夫・国府谷盛明 (1969), 5万分の1地質図幅「恵山」,同説明書,北海道地下資源調査所, pp. 62.
• 福富忠男 (1933),北海道有用礦産物調査報告(第三報),北工試報告, No. 39.
• 長谷川潔・鈴木守 (1964), 5万分の1地質図幅「五稜郭」,同説明書,北海道地下資源調査所, pp. 23.

タイトルに関連する用語 (2件)： 火山 ,  岩石