抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の実験対象を内灘砂丘砂にとり,範囲も狭くこれを一般細粒砂に及ぼすにはさらに厳正なサンプリングおよび条件の規正のもとに粗骨材の最大寸法,細骨材の粒度等その範囲を広げて数多くの実験を必要とする.本実験の結果は(1)絶対細骨材率S/Aを変化するとスランプ値を一定に保持するために要する単位水量の増加量は最適S/A以上では普通粒度の細骨材を使用するものに比べて相当大きくなる.この点細砂を使用するに当りあまりに過大なS/Aを採用することはさけねばならない.(2)振動リモールディング試験は同一スランプのコンクリート間のウォーカビリティーの比較により指針を与える.特にS/Aの差によるウォーカピリティーの判定に有力な資料となりSIAの適値を求めるのに有効であった.(3)この程度の細粒砂を用いるときはS/Aを厳正に選ぶことにより,単位水量も充分低く,ウォーカビリティーおよび圧縮強さも充分なコンクリートを作ることができる.