抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有限厚みの液層中で起こる瞬間不可逆反応を伴うガス吸収問題を,液相反応物の負の仮想濃度および変換パラメータを導入して,非線型微分方程式に変換した.そしてこれを差分法によって解いた.得られた解は吸収の前半では半無限媒体を仮定した解とよく一致した.しかし吸収の後半では反応面の位置の移動が加速され液中の反応物が有限時間で消失することが明らかにされた.この反応面の移動速度を実験によって測定した.実験では,0.1N塩酸とフェノールフタレンを満たしたガラス毛細管を0.1N水酸化ナトリウム水溶液中に浸し,色の変化によって水酸化ナトリウムの移動を測定した.実測値は計算値とよく一致:参5