抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標記ジチゾン(Dz)は代表的抽出,比色試薬として広く用いられている。Cu,Hg,Agなどは酸性でDzの過剰ではケト錯体を生成し,高pHで金属の過剰ではエノール錯体を生じることが知られている。これらのうち,ケト錯体についてはIrvingがいおうとの結合の存在を説明しているが,エノール錯体についてはほとんど知られていない。この場合,Dzは2プロトン酸として作用することになるが,その間における幾つかの矛盾をCuのDz錯体について詳細に検討した。いわゆるCu(II)-Dz錯体のケトーエノール平衡はCu(II)-Cu(I)の酸化還元系であると推定;参7