抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Fe-Mn製造で送風に酸素富化を行なう目的を説明し,炉床径5.2mの高炉での調査結果を述べる。ゾンデを使用して炉の状況を測定し酸素富化の効果を考察した。炉内は3預域に区分され,温度分布や還元状況に明白に提示される。Reichardtの関係図で解析すると700°Cと1135°Cが臨界点である。3領域での物質および熱バランスを取上げ,酸素富化の特徴を指摘し,熱収支の関係からコ一クース比の低下を説明する。操業成績として25,7%O
2の場合,生産は20%の増加,コークス比は2%減となっている。なお原料の影響や富化による炉況調節の可能性も述べている;写図7表7参31