抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Streptomyces hygroscopicus,Streptomyces lavendulaeなど7株の放線菌よりキモトリプシン阻害剤を発見,キモスタチン(I)と命名.Iは培養ろ液および菌体洗浄液よりn-ブタノール抽出,酢酸エチル洗浄,シリカゲルクロマト,イオン交換樹脂溶出により白色結晶として単離.融点205~207°C(分解),分析値C57.95,H7.19,N15.13,O17.11,旋光度[α]D
22+9°(c0.25酢酸),紫外部吸収は酢酸溶液中で253,260,265,270mμに非常に弱い極大が存在.赤外吸収像よりペプチドであることを示唆.酢酸,ジメチルスルポキシドに可溶.200μg/mlでPseudomonas aeruginosaに弱い抗菌力を示す他は抗菌・抗かび活性なし.マウスに経口,腹こう内投与500mg/kgで毒性なし.α,β,7,δ-キモトリプシンを0.2μg/ml以下で阻害.ラットのカラゲニン浮しゅを抑制.混合体の模様:参8