抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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電気的,機械的方法およびNMRの三方法で測定される分子運動と衝撃強さや他の物性値との関係について過去10年間に報告された結果をまとめたものである。対称とした重合体はポリカーボネート,PMMA,PTFE,PE,PVC,ポリフェニレンオキシド,ポリシクロへキシルメタクリレート,PSの8種である。一般に転移には融点T<sub>M</sub>,ガラス転移点T<sub>G</sub>で起るそれぞれの転移,T<T<sub>G</sub>で起るβ(またはγ)転移,T<sub>M</sub>,T<sub>G</sub>間の転移などがある。E,H,Andrewsの結果と一致してPMMA,PSにみられるクン-ジングはβ過程に関係あるものと思われ,またゴム補強PSの場合,エネルギー吸収源のクレージングを促進するのもβピークに関係あるものと思われる。他の重合体についても個々に検討した;写図23表9参116
