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J-GLOBAL ID:201602016100256593   整理番号:65A0238404

中性子を全身照射したリーサスザル(Macca mulatta)の白血病

Leukemia in the rhesus monkey Macaca mulatta exposed to wholebody neutron irradiation.
著者 (5件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 400-416  発行年: 1965年 
JST資料番号: D0484A  ISSN: 0033-7587  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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電離放射線をリーサスザルに全身照射した後,骨髄細胞に生ずる白血病についての最初の報告である.もちろんこの白血病の病因に中性子の照射が重要な役割を果しているかどうかは,まだ疑間が残っている.リーサスザルはマウスやラットと違って,自然にもまた放射線をあてた場合にもめったに白血病にならない.この10年間に多数のリーサスザルに照射してその影響を調べてきたが,全身に低線量の中性子を分割照射したサルが1匹白血病になっただけである.それについて,血液学的経過と検死の結果を示している.同じ条件下で照射した他の4匹のサルには,末端の血液にも骨髄標品にも白血細胞の異常は認められていない.このサルの白血病の特徴は.広島と長崎で電離放射線をあびた人たちの病気についての有効な情報と比較するとき,注目すべき点がある.果粒性白血病が多く,発生ひん度のピークは照射後4年と8年の間にある.この報告のサルは中性子の分割照射を受けているが,その全積算線量は白血病発生率のピークの範囲内にある.最近ではウィルスと白血病との関係に興味を持ち,このサルからの組織抽出物を若いサルに移している;図5参5(渡辺 純江)
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