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J-GLOBAL ID:201602016119604410   整理番号:70A0373601

実験かいようにおける35Sの胃組織の取込みと胃液中への排せつならびにこれに及ぼす抗炎症剤の影響

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 27-46  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0892A  ISSN: 0446-6586  CODEN: NIPAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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正常ラットにおいて35S(Na235SO4またはH235SO4)注射24時間後の胃の取込みは総投与量の(0.2300±0.0435)×10-5%となる.幽門結さつ後6時間中に胃液に排出される35Sは総投与量の(α2722±0.1684)×10-2%となる.梅原・田林によるclampingかいよう(I)胃の35Sの取込みは増加し,特にかいよう部に集中し,胃液の排出も増す.Iと同時に酢酸コルチゾン(II)を投与したときはかいよう日が進むが胃の35S取込みの増加は遅い.Iと同時に各種コルチコイドを筋注し,かいよう7日目の胃の35S取込みはII,酢酸プレドニソロンにより抑制され,これらでは用量-作用を示す.非ステロイド抗炎症剤の投与では胃の35S取込みはアスピリンとブコロムにて抑制,インドメタシンとフェニルブタゾンでは不変かまたは増進している:参39
引用文献 (39件):
  • 1) Dziewiatkowski, D.D.: Rate of excretion of radioactive sulfur and its concentration in some tissues of the rat after intraperitoneal administration of labeled sodium sulfate. J. Biol. Chem. 178: 197-202, 1949.
  • 2) Dziewiatkowski, D.D.: Isolation of chondroitin sulfate-35S from articular cartilage of rats. J. Biol. Chem. 189: 187-190, 1951.
  • 3) Boström, H.: On the metabolism of the sulfate group of chondroitinsulfuric acid. J. Biol, Chem. 196: 477-488, 1952.
  • 4) Dziewiatkowski, D.D.: Effect of age on some aspects of sulfate metabolism in the rat. J. Exp. Med. 99: 283-301, 1954.
  • 5) Curran, R.C. & Kennedy, J.S.: The distribution of the sulphated mucopolysaccharides in the mouse. J. Path. Bact. 70: 449-457, 1955.
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