抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カワヤナギのネコバナは,春になると急速に生長し,乾物重の増加は極めて著しい。それは全葉身重の1/2~1/3を示す。このネコバナは単に光合成産物の受容体ではなおそうである。ネコバナの働きを調べるため
14CO
2を供与し検討した。このネコバナに7回にわたって,異なった発育時期に
14CO
2を供与した。まずネコバナの生長をみると,4月初旬から5月初旬にかけて急速に生長し,特に4月中における生長率は極めて大きい。とりこまれた
14Cは,花べんと共に花粉へ転流し,花粉の中に
14C光合成産物として蓄積する。したがって,ネコバナよりとりこまれた
14Cは,ハナ自体の生長と花粉の生成に関与しているといえる