抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イミプラミン(1)と抗ヒスタミン剤シプロヘプタジン(II)投与中に黄だんを発生したアルコール中毒患者の一症例報告。IIのみの10日間単独投与時には肝機能は正常であったが,1+II28日間投与で黄だんが発生,SGPT-SGOT,LDHも著明に上昇した。1,II休薬により肝機能は正常に回復した。以上から本症例における肝障害,黄だん発生は1によるものと推定されたが,構造的には類似の3環体であるII’v原因となり得ることは否定し得なかった。長期間1大量に摂取されたアルコールが基質となって,1または1+IIによる過敏性高進が黄だんを発生させたものと推論;写図1表1参16