抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スエヒロタケの液内培養で生産される粘質多糖体シゾフィラン(I)につき検討.培養の炭素源はグルコース(II),ガラクトース,フルクトース,キシロース,しょ糖はともに良好.菌体除去培養液からメタノール,エタノール沈殿処理で対糖10~27%収率でIを得た.Iは白色,無味,無臭,冷水に易溶,極限粘度12~13,比施光度は+2.0,塩酸での完全加水分解でIIのみを生じ,部分加水分解で二糖類のラミナリビオース,ゲンチオビオースを得,加酢分解でβ-1,3-グルコシド結合をもつ一連のオリゴ糖を生じた.さらに比旋光度,IR測定結果からIはβ-1,3-グルゴシド結合およびβ-1,6-グルコシド結合からなる単純グルカンで,またβ-1,3-グルコシド結合による直鎖部分の存在を推定:参10