抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1960年9月URSIロンドン総会オ2分科会での講演要旨,まずフランスおよびイギリスでの研究結果によると,大気は乱れから成る媒質でありその内部にはいつも安定な層葉が存在すると考えられることを述べ,実測の結果からこの層葉の大きさを推定した.また電波の屈折現象に関し重要な要素として大気の屈折率そのものあるいはその傾度をとることが行なわれているが,これについては等価屈折率傾度の概念が極めて興味深いものであることを述べ,さらに電波気候学の立場からは屈折率のほかに大気の安定度が重要な役割をするものであることを指摘した