抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットをB
6欠乏食にて7週間飼育し,実験後4週間から7週間にわたる各週毎に肝および血液のB
6をAt-kin,Snellの福井変法によって測定した.だ液せんは固定し,染色し水解酵素と酸化酵素を酵素組織化学的に証明した。ビタミンB
6欠乏群(I)の体重は対照群に比して増加率は低く,6週以後では逆に減少した.早期より皮膚炎症状を呈し,5週目には先端とう痛症を認めた.Iの血液と肝臓総B
6は著減した.Iの舌下せん粘膜細胞とがっ下せんか粒管に著変を生じた.アルカリ性ホスファターゼは6週間以後においてIのがっ下せんと舌下せんのせん細胞原形質に弱い活性が認められた.酸性ホスファターゼ,β-グルクロニダーゼ,こはく酸デヒドロゲナーゼ,NAD依存性デヒドロゲナーゼ,NADP依存性デヒドロゲナーゼは病理組織学的変化に平行して経週的に活性が低下した.この傾向はせん管よりせん細胞に強かった:参32