文献
J-GLOBAL ID:201602016383659893   整理番号:71A0359206

人工不妊こん虫の生態に関する研究 V ガンマ線を照明したハスモンヨトウのさなぎから生した子孫の発育と繁殖

著者 (2件):
資料名:
号: 36  ページ: 19-26  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0945A  ISSN: 0474-0254  CODEN: ODNGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線をよう化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の固体を飼育して,幼虫・さなぎの発育状態や,羽化した成虫の交尾・産卵の状態を調べた。1.F1幼虫は2Kr・16Kr照射区とも,幼虫期間が無照射区より長いが,特に雌においてその差が明らかである。さなぎ期間は大差がないが平均値は短かい傾向を示す。2.F1のよう化率も羽化率も無照射区のそれより低く,その低下の割合は16Kr区が2Kr区より大きい。16Kr照射区において羽化率低下度の雌雄間差異は雌が大きく,性比は雌の割合が少ない(0.353)。3.F1さなぎの体重は一般に照射区が雄雌とも軽い。4.ガンマー線照射区のさなぎより羽化したF1世代雄・雌は一般に無照射区より交尾をする傾向が強く,その産卵数は無照射区のものと同様に多い。5.それらの組み合わせ(F1×F1)の卵のふ化率は16Krで0か,または非常に低い値を示し,いわゆる“Inherited sterility”が認められる。しかし2Kr区では無照射区と同様高い。無照射雄が16Kr区のF1雌と交尾すると(U×F1),やはり0か,かなり低い値を示すふ化率が得ちれる。しかしF1雄が無照射雌と交尾(F1×U)した場合は,ふ化率がしばしば高いのでその平均値は前者ほど低くはならない。6.16Kr区のF1×F1♀,U×F1およびF1×Uの各組み合わせより発生したF2世代の幼虫は発育途中,特に1・2令期に死ぬものが多く,よう化するもの少なく,羽化はさらに少ない。わずかに羽化したものは交尾せずに,または交尾してもふ化しない産卵をする場合が多い(原報)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。


前のページに戻る