抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
各種の有核生物のチトクロームC(I)はそのアミノ酸配列順序の59番目にトリブトファンをもっている。酸化型IをHC1飽和ぎ酸で処理すると1-ホルミルートリプトファンをもつIを生成し,280nm,695nmの吸収極大が消失する。Soret帯は406nmに移動し,自働酸化能,CO結合能をもち,アスコルビン酸で還元されない,生物活性もIの5~8%にすぎない。これをpH11で30分処理すると,もとのIにもどる。以上からトリプトファン59がホルミル化されると結論。このトリブトファンはヘムと直接または間接に干渉しあい,メチオニン80の鉄への配位をよりよくしているものと示唆;写図4参16