抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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英国ハーウエル研究所においては1959~1964の間に,放射線防護の原則に関する高級コースが9回おこなわれた。各コースはほぼ3か月続いた。この報告は,これらのコースのバックグラウンド,歴史および組織についての展望と,主な事項として講義,実習,見学および上映映画などを概括したものである。そして将来このようなコースを計画する場合に役立てようとするものである。対象となる聴講生は,経験のある研究者および管理要員,医官,高度の素養のある新入研究要員,それに大学を卒業していないが長い経験をもつ要員を一部加え,国内外の聴講生も包含している。教科課程ほ,一般的トピックス,基礎原理,および放射線防護の原則の3つの主な項目にわかれ,講義数はそれぞれ,約9,55,55がらなっている。各講師は,このうちの1つまたは2つの講義を受け持つので,それら相互間の調整に気が配られた。講義のノートは自由であるが,最小限参考書のリストと2,3のグラフや式を配布することになっていたが,講師によって配布資料が雑多なので,1961年に均衡のとれたノート集の発刊が企図された。実験室も計1840∫t
2の特別に整備された建家が準備された。見学先でに通常特別の知識や経験を有する人人の短かい講義が実施され,これら各施設の要員との接触はとくに有意義であったことが認められている;図1表6参2
