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J-GLOBAL ID:201602016435494570   整理番号:72A0379819

脳血流量自己調節に及ぼすβ-アドレナリン作働効果しゃ断薬の効果 脳自己調節の代謝機構

著者 (1件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 1049-1052  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0908A  ISSN: 0047-1828  CODEN: NJUGA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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脳血流自己調節におけるβ-アドレナリン作働効果の関与をイヌで検討.脳血流量,脳波,心電図,動脈圧,呼気CO2を測定し,脳せき髄液(CSF)の分析を併わせ行なった,プロプラノロール1.5~2mg/kgを静脈内投与した後,出血によって脳かん流圧を低下し,血流の変動を検討.脳のグルコース代謝過程をしゃ断するβ-しゃ断薬プロプラノロール前処置によって,脳がん流圧下降に反応した脳血流の自己調節は消失した.この前処置によってCSF乳酸の増加もCSFpHの減少も起らなかった.以上から,かん流圧低下に反応する脳血流量の自己調節は,脳組織の低酸素症を意味するCSF乳酸アチドーシスによって起ることが結論された:参17

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