抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リドカイン(I)の10分間間けつ投与による全身麻酔を,開腹術を主とする52症例に試みた.血圧降下もなく,術後鎮痛効果にすぐれ,副作用のないために全身麻酔の補助剤としてのI静注法は再評価に値する.前投薬は麻酔1時間前にアトロピン,ペチロルファンをもちいた.麻酔はチアミラール4~5mg/kgにて導入,スクシニルコリン20~40mg/kgでそう管し,笑気・酸素(5:2)を用いた.Iの1回投与量はそう管直後より,10分ごとに最初の1時間は1.5mg/kg,2時間目は1mg,3時間口は0.7mg,4時間目は0.4mgと漸減した.Iの濃度は2%または1%:参31