抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イトラン(Yucca flaccida)は若い花序柄を切断すると断面の師部から多量の液を分泌する。これを用いて師部におけるCaイオンの移動をしらべた。すなわち,柄を10-15cmに切,これを各種濃度のCa(2μC/mlの
45Caを含む)溶液を柄の下端をひたすようにして与えた。柄の上端から分泌する液体はろ紙にすいとって集め,それに含まれる放射能を測定した。与えるCa濃度が低いときには上部へのCaの移動は認められなかったが,0.02M程度の高濃度のCaを与えると約3時間後に上部の分泌液中に放射能が検出できた。この移動速度は柔組織での通常の浸透よりも速かった;参6