抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マウスとラットに射するメトトレキセート(1)の毒性が著しく異なる原因を追究し,従来検酎されてきた消化管内細菌群の差と1の代謝の差との関連性を再検討した。3’,5‘。トリチウム標識1をラットとマウスに体表面積1mt当り21mgの用量で投与し各種の時点における尿中,ふん中の放射能を測定した。放射能はイオン交換樹脂により数種の分画に分離して計〓した。その結果ラットではマウスに比べ未変化の1がふん中に多く排出され,尿への排出は両動物種で差が少なかった。この他の結果も含め,両動物種に対する1の毒性の差の原因は不明の点が多いと結論;表1参12