抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Ebertらの電子透過曲線に対する経験式を修正して利用することにより,4~24MeV電子の射影飛程ストラッグリング(PRS)の分布に対する経験式を作った。この式によって与えられる曲線を,筆者らの測定した電荷たい積分布およびBergerとSeltzerがモンテ・カルロ法で計算した同分布と比較した。これらの電荷たい積分布はPRS分布をよい近似で表わしていると考えられるので,この比較から経験式の適用性が吟味できる。比較の結果,この経験式は,原子番号の小さい吸収体の場合にわずかにずれを示すが,他の場合には実際のPRS分布をよく再現することがわかった。PRS分布の半値幅△Rに対する2種類の経験式についても述べる(原報)