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J-GLOBAL ID:201602016612250708   整理番号:71A0378908

ソテツ毒の発がん性 ソテツ粗毒,シカシンのアグリコンアセテートの発がん性および発がん過程の電子顕微鏡的観察

著者 (1件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 406-456  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0744A  ISSN: 0368-5063  CODEN: KDIZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ソテツ種子より3~10%粗ソテツかゆを成熟ラットに21~60日間投与し,各種臓器に悪性しゅようの発生を認めた.有効動物40例中,じん芽細胞しゅ28例であった.次に肝がんが多く6例,じんせんがんが3例あった.マウスにソテツ粗毒を経口投与しても発がん性があり,じんせんがん,じんせんしゅ,肺せんがんなどを示した.ソテツ毒シカシソのアグリコソ酢酸塩である酢酸メチルアゾキシメチル(I)の0.2%溶液を1回腹こう内に注射すると13例中じん芽細胞しゅが多発し13例,ひ臓の細網内皮組織しゅが2例,結腸せんがん,じん血管内皮しゆがそれぞれ1例あった.I 5mgを1~3回注射すると腸管しゅようが多発した.I 15~30mg/lを飲料水として投与すると20例中8例に肝しゅようを認めた.電顕にてじん臓では近位尿細管せん細胞,肝では実質細胞の変化が強かった:参115

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