抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
常法により土壌より分離した放線菌を用いてアルカロイド生産株をスクリーニングした結果,Czapek改変培地で,アルカロイド様物質を著量に生産する菌株を見出した.培養ろ液からpH 4.0で酢酸エチルにより酸性および中性物質を除去後,塩基性物質をpH 10でn-ヘキサンにより抽出し,ピクレートとして結晶化した.mp 175.5~176°C(decomp),マススペクトル,元素分析の結果,ピクリン酸を除いた塩基部の分子式はC
12H
17Nであった.この物質は抗ヒスタミンならびに血圧降下作用を有するが,抗菌性は示さない:参2