文献
J-GLOBAL ID:201602016674313188   整理番号:61A0161120

γ線照射ポリスチレン中のフリーラジカル

Free radicals in gamma-irradiated polystyrenes.
著者 (3件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1304-1310  発行年: 1960年 
JST資料番号: E0274A  CODEN: TFSOA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
照射ポリスチレンのESRスペクトルの解釈のためd置換などのポリスチレンについて調べた。α-d1,β-d1,β・β-d2,α・β・β-d3は通常ポリスチレンと同じく,分離の良くない3本構造のスペクトルを示した。このことは,主鎖のHがスペクトルに強い寄与をしていないことを示す。化学的観点からは,α-Hのとれたラジカルが妥当であるので,スペクトルへの寄与は環中のHによると考えられる。p-d,m-CH3置換体では,通常のスペクトルと大差ない。よってオルトのH二つによる3本構造が観測されているのであろう。分離幅が37Gで,芳香環のHにしてはやや大きいが,立体配置,などで説明できないことはない。2,5のCl2置換体では,微細構造のある1重線で,このオルトの位置が強く利くことを示している。また2,3,4,5,6-F5置換体は幅の広い1重線のスペクトルを与える。α-メチルスチレンは四つの山を持つスペクトルを与え,全広がりは33Gと非常にせまく,電子スピン密度が少なくなっていることを示す。主鎖が切れてできた~CH2-C-φ-CH3が対応するであろう;図3表2参15(小川)
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る