抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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異方性多結晶試料のX線回折測定は個々の平面法線の方位分布を記述する関数(極点図)の組を与えている。これら平面法線分布の組から,先の論文で述べた手続によって,試料中のすべての微結晶の方位分布を推定できる。微結晶の分布関数はルジャンドル級数で展開した。微結晶の分布を特徴づける展開係数W
lmnは試料に存在する結晶学的,統計的対称要素による制限を満さなければならない。微結晶が立方晶系に属すとき,W
lmnの幾つかが零になるだけでなく,残りのW
lmnも線形な関係にある。この線形依存性を表す行列を数値的に解いたので,結果を表にして示した;表1参9