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J-GLOBAL ID:201602016749707209   整理番号:70A0357597

X線励起けい光スペクトルの分析への応用:トリウム中のppm量の希土類の分別的直接定量

Analytical applications of X-ray excited optical fluorescence spectra. Direct determination of fractio-nal parts per million amounts of rare earths in thorium.
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 325-329  発行年: 1970年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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X線励起法は紫外線励起の場合よりも高いエネルギーレベルに励起でき,しかも,一次と二次のフィルタを必要としない利点がある。ここではThO2についてErを内部標準または参照元素としてPr,Sm,Eu,Dy,Gdについて定量を試み,これに関連する分析条件について検討を行なった。分析線対(A)は次のごとくである;Pro.08~4.0ppm:Pr4597/Er5195およびPr5028/Er5195,SmO.12~6.0ppm:Sm5707/Er5465,EuO.04~2.0ppm:Eu5904/Er5197.GdO.1~1.OPPm: Gd3132/Er5592,DyO.2~10PPm:Dy5766/Er5406およびDy5838/Er5592。これら諸元素のけい光スペクトル線強度に対する不純物の影響を通常存在が認められるFe,Ca,Ce,Uについて50~250ppm範囲について検討し,最大許容濃度について明確にしたが,これは±15%の正確度に関してである。この正確度に関連してR値を前記線対について100および250ppmの不純物存在下において明示した。R値は次で表わされる;純粋ThO2中のEr5465線強度/不純ThO2中のEr5465線強度。本法は予め希土類金属の化学的分離操作を必要とせずにかなり良い精度で直接定量ができる(福士 忠雄)
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