抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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0.15mmのジルコニウム線からのホイスカーの成長に関する報告である。ジルコニウムはT
0=863°Cで,その結晶構造が六方最密格子から体心立方格子に変化する。この性質がホイスカーの成長原因に関係している,実験結果は次の如く要約できる。1)ホイスカーは真空中でT
0を含む周期的な温度変化をジルコニウム線に与えるときその表面に発生する。2)ホイスカーはジルコニウム線に引張力を加えながら上記温度変化を与えたときの方が,T
0よりも高い温度で同一時間加熱したときよりも長く成長する。3)ホイスカーの成長は3×10
-4torr以上の圧力では発生しない;参4