抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
結晶粒度10.3~102μの高純度鉄を温度77~473°K,ひずみ速度10
-7~1s
-1で引張り試験し降伏応力とすべり応力を測定し,Hall-Petchの関係で解析した。その結果,粒度がD
-1/2=6.5mm
-1/2以下の粗い場合は通常の粒度依存性を示したが,細粒の場合は前者より2.5~3倍大きな依存性を示した。ひずみ速度一定のときのすべり応力は正常なHall-Petchの関係を示した。低温における活性化エネルギーと活性化体積の解析よりこれらの有効応力依存性は粒度により変らないが,活性化エネルギーの温度依存性は粒度により変る。これは可動転位密度の変化によるものと思われ,これが下降伏応力の異常なHall-Petchの関係の一つの原因と思われる;写図6表1参11