抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各型の白血病患者から末梢白血病白血球を単離した,核酸をドデシル硫酸ナトリウムーフェノール法で抽出し,MAKカラムクロマトグラフィーを用いて酸可溶成分,sRNA,DNA,rRNAの4成分に分画化した.sRNAのピークは厳密に2つのピークに細分化でき,ヒト白血病白血球における5sRNAの存在が示唆された.研究したすべての型の白血病で同じクロマトのパターンが観察された.急性白血病細胞をin vitroで
32P-オルトりん酸で60分間標識した後ではrRNAのピークの後に1つの放射活性ピークが溶出した.しかしCML白血球から抽出した核酸には有意な取込みはみられなかった.しょ糖こう配分析では急速に標識したRNAの主要部分は高分子量であり,およそ35sと45sに2つのピークを示した.この結果はMAKカラムクロマトの結果と一致すると思われる:参49