抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現世たい積物,たい積岩,原油中のn-パラフィン類の分布を検討した結果,ある濃度範囲以上での偶数の炭素をもつnラフィンの合計で奇数の炭素をもつnパラフィンの合計を割ることにより定まる2つの比の平均として示される炭素選択指数,CPIは現世たい積物で2.4~5.5,克い積岩で095~2.3,原油で0.90.~110であった。この違いはn-パラフィンが脂肪酸からCO2を放出して生成すると仮定し,現世たい積物中には偶数の脂肪酸が選択的に存在し,石油貯留水にはその選択性がないことに由来すると予想した。脂肪酸の分布を調べた結果ではこの予想が支持され,脂肪酸とnラフィンとの分布に相関関係が認められた;図11表5参15