抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ビオチン媒介の酵素的カルボキシル化反応の活性中間体とされているO一カルボキシビチオンのモデル化合物としてS-ベンゾィルイソビオチン(1)などのS一ベンゾイルソイチオ尿素類の性質を検討。酸性またはアルカリ性ではチオエステルとして加水分解されるが,中性付近ではS一ベンゾイルイソチオ尿素からN-ベンゾイルチオ尿素へ転移する。五員環内にイソチオ尿素部分をもつ1などは,環状ではないS-ベンゾイルトリメチルイソチオウロニウムクロリドなどに比べ転移反応は非常に遅い。上記酵素反応の中間体としては五員環尿素構造が適していると結論;写図3表3参42