抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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脱酸剤としてのカルシウムを添加して,酸化物系介在物の量と組成を適当に範囲にすることによって,切削中に刃先での高温高圧のため介在物が軟化し,工具に粘着する付着物が工具の摩耗を著しく遅らせる。これにより工具寿命は数倍となり,同じ寿命時間では切削速度は大幅に上げることができる。しかしハイスをもちいた場合は,被削性は通常鋼と同じになる。機械構造用鋼としては,鉛快削鋼が機械的性質を犠性にしているのに対し,本鋼は要求される性質を十分備えている;写図12表1参5