抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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発光分析における真の元素問効果を調べるには,目的元素および合金成分のスペクトル線の絶対強度変化を考えなければならない。不ステンレス鋼および高速度鋼につき一般的変化と特殊変化の実髄を示した。高合金鋼においてスペクトル線強度の絶対値は減少したが,特殊変化は正負両方の値を示した。一定励起レベルにおけるスペクトル線強度の一般的増大は,励起に用いるエネルギーの増大と共におこった。特殊変化はエネルギーパラメータにおける特殊な差異によりおこる。元素問効果を除去し正確な値を求めるための二りの方法につき述べる;写図5表7参10