抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
口こう内感染症患者から無菌的に膿血汁を採取し,修飾培地を使って好気性,嫌気性に37°C,48時間から72時間培養し,菌の分離を行なった.口こう内感染症119名を対象として約半数が歯肉のうようで,頬部峰窩織炎,歯そうのうろう症を含めると全症例の約2/3を占めた.患者からの細菌分離数は好気性菌206株でグラム陽性桿菌64株,グラム陽性球菌85株,グラム陰性桿菌26株,グラム陰性球菌31株であり,嫌気性菌109株ではグラム陽性桿菌30株,グラム陽性球菌24株,グラム陰性桿菌23株,グラム陰性球菌32株であった.細菌の分離率は92,8%で偏性嫌気性感染率は50.4%の高率であった.疾患別の偏性嫌気性菌分離率はほとんどの疾患か40%以上であった:参15