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J-GLOBAL ID:201602017154776149   整理番号:72A0305237

硫酸アルミニウム溶液による灰長石の低温低圧熱水変質。化学成分の挙動-

Hydrothermal alteration of synthetic anorthite in aluminum sulfate solution at low temperature and Pressure-chemical behavior.
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 169-176  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0509A  ISSN: 0021-4825  CODEN: GKKGA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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合成灰長石を出発物質とし,100°-300°C,15-80kg/cm2の低温低圧条件で熱水実験を行ない,得られた変質産物の化学組成変化を検討した。SiO2:100°Cおよび200°Cでは,ほぼ同傾向の減少値を示し,低温側(100°C)においてその溶脱量が多い。300°Cにおける脱けい酸作用は,反応の初期に急激な進行を示すが,150時間でこれが一度停滞し,260時間経過によって再び急速に進行する。Al2O3・CaO:上記と同様に,200°Cよりも低温側(100°C)において,その溶脱量が多い。300°C,260時間でAl2O3は著しく増加する。以上の化学的な挙動を支配する主な要因は,1)灰長石の分解変質の度合と共に,2)反応生成物(石こう・硬石こう・カオリン・ベーマイトなど)の共生関係,および3)生成物の量比の問題をあげることができる;写図6表1参9
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引用文献 (9件):
  • Abe, H., and Takeuchi, T. (1967), Hydrothermal studies on the wall-rock alteration, with special reference to alunitization, Jour. Jap. Assoc. Min. Petr. Econ. Geol., 57, 145-159 (in Japanese with English abstract).
  • Abe, H. (1968), Experimental consideration on the alteration of volcanic rocks, Symposium, Alteration of green tuff regions, Jap. Assoc. Min. Petr. Econ. Geol. and Mining Geol., 195-206 (in Japanese)
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