抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フェノチアジン誘導体(I)の作用について,腸管,輸精管および子宮を用いて検討した.Iはヒスタミン(II)およびアセチルコリン(III)のムスカリン作用に競合あるいは非競合的きっ抗を示した.しかしこの作用はIIIよりIIの方がより強かっか.またIIIのニコチン作用,ノルアドレナリンならびにセロトニンには非競合的きっ抗を示した八抗α-アドレナリン作働性作用には影響はみられなかった.さらにアトロピンおよびツボクラリンはムスカリン性およびニコチン性受容体に対し競合的きっ抗を示した.以上のことからIは多くの神経伝達物質の作用に幅広くきっ抗すると思われる:参18