抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内旅客定期船業者の大部分は私企業であり,公共性のみならずその企業性も忘れてはならない。最近,人件費の高騰と旅客船の検査強化による改善費の増加によって運賃改訂が必死となってきた。改訂に当っては単なる赤字経営の手直しでなく,将来の設備計画をおり込んだ前向きの運賃に改訂して,船舶ならびに関連施設の改善近代化,スピードフップなどに努めて,利用者へのサービスの向上をはかるべきであるとして運賃改訂の必要性を力説;表4