抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水塊の追跡,年代測定,化学的性質などの天然ならびに人工RIを用いる研究は近年海洋ならびに海底たい積物の各種分野の研究に,その技術応用が可能となった。最近のこれ等RIを用いる研究を総括した。フォールアウト,原子炉廃水などに帰因する人工RIを用いる研究としてはハンフォードからの
ssZn,
51Crのコロンビア河を通しての海洋への移行追跡から河水の海水への混入状況の研究があり,海岸の侵食作用は砂に。
133Xe,
140Ba-
140Laを結びつけて,その移行を追跡する研究例などがある。海流測定技術としてはDWICA(deep-water current analyzer)を用いるものが知られており,海洋生物系の研究と関係のある海水中の酸素濃度測定は
204T1が使用されている。その他海洋開発の進歩に伴なって必要となった海底たい積物密度の
137Csを用いるバツクスキャツタシステム,
241Amによる懸濁たい積物濃度測定,今後の見通しなどにつき解説